産後から辛い頭痛が…

出産という大仕事を乗り越えた後なのに体に不調…

出産後は穏やかに過ごしたいものですよね。

しかしホルモンの関係や骨盤の関係で不調は出てきてしまいます。

赤ちゃんの為の母体の環境を作っていたので体質が変わってしまっているんですね。

そこで今回は産後の頭痛の「原因」と「対策」についてお伝えしますので参考にしてくださいね。

産後の頭痛…あなたのタイプはどっち！？

頭痛には大きく分けて二種類あります。

• 偏頭痛
• 緊張性頭痛

◯偏頭痛は吐き気や嘔吐等体調不良を伴う事が多く

◯緊張型頭痛は後頭部～首筋にかけて頭全体に締め付けられるような痛みが起き、短いと一時間ほどで収まりますが長いと何週間も続くこともあります。特に吐き気などの症状を伴う事はありません。

産後の「頭痛」がどちらに当てはまるかで原因と対策が異なりますので、まずは症状をしっかりと確認しましょう。

あなたはどちらのタイプでしたか？

産後の頭痛、原因は？

偏頭痛は何らかのきっかけで脳の血管が拡張することで引き起こされます。

一方、緊張型頭痛は、頭部や首、肩の筋肉が緊張し、血流が悪くなることで、頭部周囲の神経が刺激されて引き起こされます。

どちらも精神的・精神的なものから引き起こされるため、原因を一概に特定することは難しいですが、産後ママに共通する特徴的な原因をまとめました。

偏頭痛と緊張型頭痛、どちらも引き起こしうる原因

●肩こり

肩こりを感じている方は非常に多いです。

特に出産後は抱っこや育児はかなりの重労働です。

そのため腕や肩に負担が掛かり血液の循環が悪くなる結果

肩こりになり、偏頭痛や緊張型頭痛を引き起こします。

●ストレス
慣れない育児に不安を感じ、精神的に疲れてしまうことがあります。

身体的にも疲れが溜まりやすいこともストレスを増長し、頭痛を引き起こします。

●睡眠不足や疲労

慣れない育児は大変ですよね。

ほぼ不眠不休でやっているため体に蓄積した疲労がなかなか取れない事があります。

特に夜泣きが激しい時期は睡眠不足と抱っこがどちらも重なって来ますので頭痛の原因にもなります。

偏頭痛の原因

●ホルモンバランスの変化
女性の頭痛は、女性ホルモンである「エストロゲン」に影響されやすいのですが、

出産後は、エストロゲンの分泌が減少するのと同時に、セロトニンも急減します。

それによって血管が拡張され、血流が良くなりすぎ、敏感になり偏頭痛につながります。

緊張型頭痛の原因

●骨盤の歪み
実は頭痛の原因にもなります。

知ってましたか？

出産時に緩んだ骨盤が歪んでしまうと、上半身・頚椎にまで影響し、神経や血管を圧迫し血液の流れが悪くなることで頭痛を引き起こします。

●授乳による水分不足

授乳中は水分不足に陥りやすい事が多いです。

特に夏場は知らず知らずの内に不足に…

●貧血
鉄分不足に加え、血液不足によって頭痛とめまいの両方が生じることがあります。

特に、出産時に大量の出血があった方は要注意です。

産後の偏頭痛、対処法は？

偏頭痛の対処法としては…

血流を緩やかにする必要があります。

まずは部屋を暗くし、体を休めましょう。

また血流を緩やかにするために首の後ろを濡れタオルなどで冷やしましょう。

カフェイン（コーヒー、紅茶）も血流を緩やかにする効果がありますので少量を取ってみてください。

ただし大量に飲んだり毎日飲むと逆効果です

産後の緊張型頭痛、対処法は？

偏頭痛とは異なります。

反対に温めましょう。

特に後頭部や首肩に温かいタオルを載せてあげるとリラックスに効果的です。

血流を良くするには

肩首をゆっくりと回す、簡単なストレッチなどが有効です。

産後すぐは無理も禁物ですので、あくまでも適度に行ってくださいね。

おわりに

産後は体質も変わっており体調不良が起きやすい時期です。

しかしずっと続くわけではありません。

出産は我が子を産むため体は変化します。

その変化を急激に元に戻そうとしているのですから不調があっても何らおかしいことではありません。

その点を理解してうえでゆっくりと周りに協力してもらいながら甘えてくださいね。

参考になればと思いお伝えさせて頂きました。

皆様が不調に悩まず健康な生活を送れるよう願っております。

みらい整骨院新町院