フワフワ、グラグラして吐き気や頭痛を伴うめまい症…
中には立っていられない方も。
非常に辛いですよね。
突然来るめまい症に対して皆さんはどのように対応していますか?
「対応の仕方が分からない!!」「横になるだけじゃないの?」と思った方も多いのでは。
そこで今回は「めまいの正しい対処法」について書きますので参考にしてくださいね。
めまいとは…
めまいを訴える人の数は、
厚生省の国民生活基礎調査によると、約240万人にものぼっています。
私たちは普段、体がふらふらせずにまっすぐに安定して日常生活を送ることができます。
これは耳の中にある内耳にある前庭という部分が体のバランスをとる働きをしているからです。
しかし、内耳や前庭神経、あるいは脳などに異常があると、めまいが起こりバランスを保てなくなってしまいます。
これ以外にも自律神経の不具合からくるものもあります。
めまいの感じ方は、
「自分のからだが回っている」
「自分のまわりの地球が回っている」
「雲の上を歩くようにふわふわする」
「谷底に引きずり込まれるように感じる」
など、さまざまです。
原因は脳だった!?
皆さんめまいはどこが原因で起きると思いますか!?
耳から生じるめまい
耳の中には三半規管、耳石器、前庭神経というものがあり、これらがめまいと関連しています。
皆さんフィギュアスケートの選手みたいに回ると目が回りませんか?
それはこれらが関与しているんです。
頭が動くと三半規管と耳石器が異常に動く⇒その異常は前庭神経に伝わる⇒脳へ異常が伝わる⇒めまい
ということになります。
耳から生じるめまいでは、めまいと同時に耳鳴り、難聴、耳閉感があらわれ、まためまいと平行して軽快します。
脳から生じるめまい…
脳から起こるめまいは耳鳴り、耳閉感、難聴は伴いません。
脳が原因でおこるめまいは、耳から生じるめまいにくらべると軽いことが多いのです。
しかしながら、脳の障害による特徴的な症状があらわれます。
たとえば、物が二重に見える、顔や手足がしびれる、力が入らない、手がふるえるなどの症状です。
また、耳から生じるめまいは何度も何度も同じめまいを繰り返すことが多いのですが、
脳から生じるめまいは、いままでに経験したことのないようなめまいであることが多いのです。
では、突然のめまいの対処法とは?
- 動かずに休む
- めまい止めを飲む
- 暗くする
- 頭を動かさない
- 静かな所で休む
この5つが簡単に出来る対処法です。
一つずつ説明していきますね。
動かずに休む
めまいは平衡感覚が乱れている感覚です。
無理に動くと転倒する恐れもありますので注意してください。
めまい止めを飲む
病院へ行かれた方は常に持ち歩き急めまいに備えてください。
部屋を暗くする
横になる際は目に入る刺激を出来るだけ少なくしてください。
テレビ、スマートフォンも避けた方が良いでしょう。
目もめまいに関連している事があるので目はしっかりと休めましょう。
頭を動かさない
頭を動かすと耳の中にある「耳石」というものが動き平衡感覚がさらに乱れます。
ですので、出来るだけ動かさないようにします。
動かす際はゆっくりと動かし体を労わってあげましょう。
静かな所で休む
めまいは耳の中の問題が多くあります。
耳も敏感になっており刺激が多いと負担になり回復が遅れますので
出来るだけ静かな所、又はゆったりとした音楽を聴くとよいでしょう。
注意点!!
病院で診断されている方はそのまま医師の指導の下治療を行っていけばいいのですが、
めまいは耳だけでなく脳に問題がある場合もありますので
もしめまいがあり病院に行かれていない方はすぐに受診することをお勧めします。
おわりに
皆さんは正しい対策を出来ていましたか?
めまいは動くだけでも辛い症状です。
正しい対策を取って少しでも楽になって頂けたらと思いお伝えしました。
もし急なめまいの時に思い出したらやってみてください。
みなさんが不調に悩まず健康な生活を送れるよう願っております。
みらい整骨院新町院