めまいは日常生活の中で突然出てくるものです。もしめまいが気になった時はどのようなめまいかに合わせて体操をしてもらうことで症状の緩和が望めます。
視運動
視線移動で生じるめまいは
1早い横運動 2早い縦運動 3ゆっくり横運動 4ゆっくり縦運動
が有効な動作です。
※頭は動かさずにやりましょう
※「1,2,3,4・・・」と声に出して「20回」やりましょう
早い運動のやり方
1.横:両腕を伸ばして肩幅より広く開く。親指を立てて左右の親指を交互に見る。
2.縦:右腕を上(左利きの場合逆)にして両腕を伸ばす。上下の親指を交互に見る。
ゆっくり運動のやり方
3.横:左手で顎を押さえて(左利きの場合右手)右腕を左右にゆっくり動かす。動かしている親指の先を目で追う。
4.縦:左手で顎を押さえて(左利きの場合右手)右腕を上下にゆっくり動かす。
動かしている親指の先を目で追う。
良性発作性めまいの場合は下のような体操をし、耳石を元の位置へ戻すことも有効です。
※良性発作性めまい
めまい患者さんの20~40%程度がこの病気で、耳の異常が原因で起こるめまいの中で最も多い病気といわれています。朝、寝床から起き上がるときなどに、頭を動かしたり、頭がある特定の位置に移動したりすると回転性めまいが起こります。
【めまいの体操エプリー法】
めまいが起こる原因は耳の異常から、ストレス性のもの、脳の異常に至るまで様々です。
もしもめまいが辛く生活に支障をきたしている場合は病院にて検査してもらいましょう。
また、病院での検査で異常がみられず原因不明という場合もあるため、投薬等で変化を感じられない時は
信頼できる整体、鍼灸などの先生に相談してみてください。