頭痛の原因が分からない…
ガンガンする…
頭痛が収まらない…
そして吐き気まで…
もうどうしたらいいの!?
と思うのは当然です。
辛いですよね…。
そうなると薬を頼る方は大半です。
一時的に良くはなるけど…
しかし!!
薬の飲み方を間違えているせいで頭痛が起こっているかもしれません。
そこで今回は
薬物で増々悪化してしまう
「薬物乱用頭痛」について書きますので参考にしてください。
薬物乱用頭痛って知っていますか!
もともと頭痛持ちの方が
頭痛薬の飲みすぎでかえって毎日頭痛が起こるようになった状態です。
市販の薬の飲みすぎでもなりますが、医師から処方された薬によっても起こります。
しっかりと医師の指導の下薬を正しく飲むようにしましょう。
次のような症状が当てはまる人は、「薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)」の可能性があります。
- 月に15日以上頭痛がある。
- 頭痛薬を月に10日以上飲んでいる。
- 朝起きたときから頭痛がする。
- 以前はよく効いていた頭痛薬が効かなくなってきた。
- 薬をいくら飲んでも頭痛が以前よりひどくなってきた。
- 頭痛の程度、痛みの性質、痛む場所が変化することがある。
- 以前は月に数回、片頭痛が起こっていた
あなたはどうでしたか?
では、なぜおこるのか?
辛い頭痛を経験すると不安から薬を予防的に飲むようになり、
飲む回数や量が増えていきます。
あなたもそんな経験ありませんか?
すると徐々に脳が痛みに敏感になり、
頭痛の回数が増え、
薬が効きにくくなってくるという悪循環に陥ってしまうのです。
負のサイクルに陥ってます…
薬に頼り過ぎて医師の指導を無視して
薬も過剰に飲んでいると反対に治りづらい負のサイクルに陥ってしまいます。
治りづらい体になってしまうんですね。
薬物乱用頭痛は下記の①~⑥の負のサイクルに陥ります。
①辛い頭痛を経験
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②頭痛への不安が大きくなる
⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩
③早めあるいは予防的に薬を飲むようになる
⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩
④飲む量、回数が多くなる
⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩
⑤痛みに敏感になり頭痛の回数が多くなる
⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩
⑥頭痛が複雑化して薬が効きにくくなる
理解してほしいのですが
薬は症状を緩和してくれます。
「緩和」してくれるんですね。
完全に治すものではないという認識は必ず持っていてください。
治すのは薬でも医者でもなく、
あなた自身の体ですよ。
医師の指導には必ず従いましょう!!
「薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)」は
一度なってしまうと比較的再発しやすいので、日頃から頭痛薬を飲み過ぎないことが重要です。
薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)にならないためにも、しっかりと医師と相談し理解しておきましょう。
おわりに
いかがでしたか?
頭痛でも複雑化してしまうと治りが遅くなったり、症状がひどくなったりしてきます。
そうならない為にもご自身で買った薬の使い方や医師の指導の下使っている物は
指導通りに使うのが望ましいと思います。
ご自身でも薬の使い方を今一度確認してみてはいかがですか?
薬の飲みすぎにはご注意ください。
皆さんが不調に悩まず健康な生活を送れるよう願っております…
みらい整骨院新町院