整体とマッサージの違いについて。

みなさんこんにちは。

今回は整体とマッサージの違いについてご紹介していきます。

整体ってこうかな？マッサージはこんな感じかな？など色々なイメージがあると思いますがそれも含めて本日は紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

①整体とは

「整体」は主に東洋医学を基礎とし、日本古来のものや中国由来のものがあります。様々な術者が経てきた経験の積み重ねや師匠や文献などの言い伝えで伝えられたものが多く、様々な整体術の総称が現在の「整体」のおおもとになっています。

整体の施術によって、

骨の歪みにアプローチした結果、

自律神経が整い、血流が良くなる

↓

筋肉の疲労やコリが改善する事により根本的に体調を整えることが期待できます

施術前に全身の骨格のズレや筋肉が凝っている部分を施術者が手を使って確認を行うため、自覚症状の無い体の異常に対しても気づくことができるので、現状の痛みや辛さを改善するだけではなく、将来的な痛みや症状の再発や悪化、予防をする事も可能です。

②マッサージとは

手のひらや指を使って摩擦、または圧を加えることで体の不調を緩和していきます。

リラクゼーションの目的はマッサージで主にストレスの軽減と思われがちですが、心だけでなく、体にも良い効果が期待できます。

○体を柔らかくし、その状態を保つマッサージすることで筋肉の緊張を和らげ、体の柔軟性を保つことが期待できます。

○疲労回復の効果

普通に生活していても、全ての人に筋肉疲労はつきものです。定期的なマッサージをすることで筋肉疲労の慢性化を防ぐ効果が望めます。

○血行促進

体の痛みや強い寒気などは血行不良から起こることがあり、マッサージはこうした症状の緩和に加えて、血圧の改善にも効果的です。

マッサージをすることで溜まった毒素などが流れていき、リラックス効果も手伝ってストレスが軽減され、結果として体の辛い症状などにも効果が期待できます。

③違い

整体とマッサージとの違いについてなんですが、整体は患者さんが抱えている症状の悪い所だけに着目せずにそれがどこから出ているのか、どこが原因なのか、つまり患者さんの悪さの根本的な所を調整します。

体の歪み、体の悪い所を調整して体の今だけの症状にとらわれるのではなく

体のこれからに対しての再発や

予防につながる治療になります。

マッサージは今抱えている部位に対しての筋肉のコリや血行改善、筋肉の緊張を和らげる、心の癒しやリラックス効果がありますがどちらかといえば今の症状に対しての施術と言う事になります。

④当院が行う「オステオパシー」とは

当院では「オステオパシー」と言う世界で1番歴史があり、アメリカでは西洋医学と同等の権威を有する整体を行なっています。

その「オステオパシー」についてご紹介したいと思います。

★オステオパシー

1874年にアメリカの医師A.T.Still （アンドリュー・テイラー・スティル）博士により創始されました。

A.T.Still博士は、自身の子供3人を当時流行していた髄膜炎により失うという悲劇に合いました。また、髄膜炎の流行の中、亡くなる人もいれば、医療を受けずに助かる人がいるという真実には理由があると考えました。そこから薬を使わずに手技により自然治癒力を取り戻すオステオパシー医療哲学を考え出しました。

オステオパシーの言葉の意味はギリシャ語の「Osteon(骨)」と「Pathos(病理・療法)」という２つの言葉を語源とした造語で、「骨の性質を利用した治療法」という意味を持ちます。

日本では大正期の文献にオステオパシーという言葉が出ています。

100年以上も前に創始された治療法ではありますが、今もなお、世界各国のオステオパシー大学の関係者および臨床家により脈々と受け継がれている世界で最も歴史のある手技療法です。

ご参考になったでしょうか？

またご興味のある方はお気軽にお問い合わせお待ちしております。