「腕がしびれる…」「肩首が痛い!!」「足先からしびれる…」
マッサージ等をしても中々改善しない!!
その痛みご自身で悪化させているかもしれませんよ?
そこでこの記事では「頸椎ヘルニアとは?」と「避けるべき行動」について書きますので参考にしてください
頸椎ヘルニアとは?
腰椎ヘルニアは良く聞きますが頸椎ヘルニアはあまり聞いた事が無い方も多いのではないでしょうか?
頸椎ヘルニアとは腰椎と同様
椎間板の組織がこわれて脊髄や神経が圧迫されて出現する症状が頸椎ヘルニアです。
そうなることで運動神経(体を動かす)と知覚神経(シビレを感じる)に不具合が生じ
首肩の痛み、シビレ、動きづらさに繋がっています。
類似症状で肘部管症候群や胸郭出口症候群、手根管症候群等がありますので鑑別が必要です。
症状
では具体的な症状は?
大きく分けて二つあります。
①片方の肩や手の決まった場所に激しい痛みや放散痛が出てくるもの。
この症状は数日間寝違いとよく似た鈍痛違和感などの症状が見られ、後頭部にも違和感があります。
その後肩や手に激しい痛みが生じることが一般的です。
その後の経過は
痛みは2~3週間で段々収まる⇒鈍い痛みやシビレが残り⇒数か月で軽快
という経過です。
②手足の痺れ、細かい動作のしづらさ
両手の痺れが出たり、巧緻運動(箸を使う、ボタンをかける、本をめくる動作等の細かい手作業)が徐々に出来なくなる。
足の痺れも症状として出てきます。巧緻運動がしづらく同時期に両足が足先から徐々にシビレ歩行がしづらくなり、数日の間で急速に進行するものです。
避けるべき行動
ここで症状が悪化しないように避けるべき行動を4つ紹介します。
- 急に上を向く
- 不良姿勢での長時間のデスクワーク
- 腹ばいで本を読む
この三つは頸椎から出ている神経によりストレスを与えるため避けるべき行動と言えるでしょう。
デスクワークの際は一度立ち上がって姿勢を正していくのも対策です。
- 荷物を片方の肩にかける
これをしてしまうと頸~腕に出ている神経を引っ張ってしまいより症状が悪化します。
片方にかける癖がついている方も多く長年続けていると姿勢が悪くなり、頸椎ヘルニアに悪いだけではなく
腰痛や肩こりに繋がるので注意が必要です。
いずれにせよ姿勢が悪くなると頸椎ヘルニアには悪いので姿勢を意識していきましょう。
おわりに
いかがでしたか?
思い当たる事もあったのではないでしょうか。
どの体の不調でも日々の積み重ねや癖で不調をきたしている場合が多いですので、
チェックやケアをすることは非常に大切ですね。
首の痛みがだんだん治まってきたが少しまだ症状は残っている方や
手の痺れ、歩行に違和感を等を感じた方は早めに医療機関に受診することをおすすめします。
皆さんが体の不調に悩まず健康な生活が送れますように願っております。
みらい整骨院新町院 安部将太