常に感じてしまう肩こり…
寝てもスッキリしないのではないでしょうか?
本当に辛いですよね…
そこで今回は寝てもスッキリしない肩こりの
「原因」と「対処法」についてお伝えしますので参考にしてくださいね。
- いつも肩がこっている
- マッサージに行ってもその時だけ楽になるが、すぐに戻る
- 姿勢矯正や骨盤矯正を受けてもその時だけ楽になるが、すぐに戻る
- 肩こりがひどいと頭痛が起きる
- 寝ても肩のだるさが取れない
上記の事項に当てはまる方!
肩こりの原因は肩にないかもしれません!
肩こりの原因になる筋肉をご存じでしょうか?
それは僧帽筋という首から背中にかけて付着する大きい筋肉です。
一般的にマッサージに行くと、肩の筋肉(僧帽筋)をマッサージするところが多いです。
しかし!!
マッサージで改善しないのには肩の筋肉が硬くなる
原因が肩以外にあるということです!
「じゃあ何が原因なの?」 そう思いますよね?
それは心の問題かもしれません!簡単に言うとストレスです。
現代社会はストレスが多いですよね。
精神的なストレスを感じている方もいれば、逆にストレスはないと思われる方もいると思います。
ストレスは精神的な部分だけではなく、
すごく普段緊張する場面が多い方や仕事が忙しく睡眠が短いなど、
体がストレスを感じている場合もあります。
ストレスは自律神経の乱れにつながる
自律神経聞いたことがある方も多いと思いますが、
どういう働きをしているのかご存じでしょうか?
自律神経とは、自分の意志とは関係なく、刺激や情報に反応して体の機能をコントロールしている神経のこと。
手を動かす、足を動かすということは意識すれば出来ますよね?
逆に腸を動かそうとしても出来ませんし、血液をエイッと流すことも出来ません。
この意識しても出来ないことは、自律神経がつかさどっています。
つまり、内臓を動かす、血液を流す、栄養を吸収する、老廃物を回収するなどです。
自律神経は、
交感神経(活動モード)と
副交感神経(休息モード)
の正反対の働きをする2種類の神経からなります。
交感神経とは?
活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時に働きます。
仕事や家事、育児や勉強などをしている時ですね。
心拍数は増えて筋肉は固くなり、血管は細く収縮します。
活動モードになっているので、すぐに反応できる体勢になっています。
仕事をすばやくこなしたり、仕事の指示にすぐに反応できたり、スポーツですぐに反応できるのも
この交感神経が働いているからです。
副交感神経とは?
眠っている時のはたらきがピークですが、
そのほかにも、食事中、お風呂にはいっている時、ゆったり気分でリラックスしている時にはたらきます。
心拍数は落ち着いて、筋肉もゆるんで、血管もふわっと弛緩します。
胃や腸などの消化器系の動きがさかんになるので、栄養の吸収や老廃物の排出といったはたらき、
つまりは、新陳代謝、疲労の回復、ケガなどの修復をおこなって、元気な体に戻す作業をする時間です。
気分的にもリラックスしています。
マッサージをされてウトウト眠くなっている時などは最高に副交感神経が働いている時になりますね。
肩こりがなかなか改善しない方は交感神経が常に高くなっています。
長時間のパソコン作業や育児でお子様を抱っこすることが多いなどで
肩の筋肉に負担をかけている事だけが肩こりの原因であれば比較的マッサージだけでも改善しやすいと思います。
しかしそうでない方は…
交感神経の高ぶりが影響して肩こりが起こっている可能性が高いです。
朝起きた時点ですでに肩が辛い方は自律神経の乱れにより質の良い睡眠が取れずに肩こりが回復せず日に日に肩こりが蓄積されています。
そういった自律神経からの肩こりかも?と思われる方へ
自宅でできるおすすめの肩こり解消法
まずペットボトルに40度から50度のお湯を入れた物を用意してください。
自律神経は首の一番上の背骨から出てきていますので、首のつけ根を温めてあげることで神経の働きが安定し、筋肉のこわばりも取れやすくなります。
このように首の左右と真ん中を一カ所30秒ずつ温めてください。それを1日2セットしてあげるだけでも肩こりのつらさがマシになると思います。
おわりに
それでも肩こりがマシにならない方は自律神経の乱れがきつく出ている可能性が高いので信頼できる先生に一度相談してみてもいいかもしれませんね。
いつもあなたが健康で過ごせますように。