ぎっくり腰で立てない…
「予防しているのにぎっくり腰になって…」
「そもそも予防はどうしたらいいの!?」
こういったお悩みの方は
ご自身で頑張ってケアをしている方も多いでしょう。
素晴らしいことです!!
しかし自己流で行ってしまうと思わぬ落とし穴があるんです!!
何か知っていますか?
専門家の下で予防のためにケアをしている方の大半は
ぎっくり腰予防がしっかりと出来、理解も深いです。
そこで今回は「ストレッチに潜むワナ」についてお伝えしますので
ご自身のストレッチはどうなのか確認してみてくださいね。
少しでも不安になった方は読み進めることをオススメします!!
そもそもストレッチの効果って何なの?
具体的に聞かれると「なんだろう?」と少し悩む部分はありませんか?
以下のような効果が期待されるそうです。
- 身体を柔軟にする
- 全身の血行をよくしてくれる
- スポーツの前に行うことで事故の予防になる
- リラックスさせる効果がある
- スポーツのパフォーマンスをアップさせる など
言われればわかる事もあるでしょう。
ですので、
「筋肉が硬いのでストレッチをしましょう」というアドバイスを受けた人は多いと思います。
ストレッチは筋肉を柔らかくする効果があり、確かに有効な場合が多い。
しかし、それも状況によって変わる…
ストレッチに潜むワナ…
これまでストレッチのメリットや効果をお伝えしましたが何となく理解できましたか?
次からはストレッチのワナやデメリットについてお伝えしますね。
「ストレッチのデメリットはなんですか?」
と聞かれて何が思い浮かびますか?
大半の方はすぐには思い浮かばないです。
浮かんだ方は素晴らしい!!
そもそもストレッチは二種類あります。
- 静的ストレッチ…反動をつけずにゆっくりと伸ばすもの。
- 動的ストレッチ…反動を利用しながらリズミカルに行うもの。
私たちが一般的にイメージするストレッチは
この「静的ストレッチ」をさすことが多いです。
この静的ストレッチが時には、腰痛、特にぎっくり腰を引き起こしてしまう危険性があるんですね。
静的ストレッチで「柔らかくする」のがワナ…
皆さんの認識では
「ストレッチは凝った固まった筋肉を柔らかくするのが良い」
という認識だと思います。
しかしぎっくり腰にとっては
この【柔らかくする】のがワナなのです。
【柔らかくする】=【筋肉を弱くする】
筋肉は伸ばすと
筋肉の弾性が失われてしまいます。
この状態を例えると、ゆるんだバネのように伸びきってしまった状態です。
つまり、筋肉を収縮させること、力を瞬間的に発揮することが難しい状態。
これがぎっくり腰を助長させる場合があるのです。
腰の筋肉の力がなくなるという事ですね。
筋肉の力が弱いとどうなると思いますか?
予期せぬ負担が来た時に対処しきれなくなります。
【予期せぬ】がキーワードです。
「荷物を持ち上げた時に…」
「顔を洗う時に…」
「背伸びをしたら…振り向いたら…」
聞いたことがあると思います。
このように日常生活の何気ない動作で腰を痛められた経験がある方は筋肉が弱っている可能性大です。
あなたはどうですか?
重い負荷を持ち上げるときでも事前に準備ができていれば、ぎっくり腰になる可能性は低いです。
しかし予期せぬ何でもない動作で痛める人も少なくない。
腰を痛める要因は瞬間的に無意識のレベルで反応かどうかです。
この対策をしているのが空港。
スーツケースに「heavy(重い)」というシールが貼られる事が多いです。
知っていましたか?
こうすれば予期せぬ負担を事前に認識でき、作業員の腰痛を防いでいるんですね。
腰を動かす直前には、筋肉が自動的に反応して腰部を守っている。
ところが、腰部の筋肉の機能が弱っていると、瞬間的に反応できず、刺激がそのまま腰に伝わり、ぎっくり腰になってしまう場合が多い。
変化出来る体こそが本当の腰痛予防!!
一日の終わりに疲れをとる為にストレッチを行うことは良い習慣かもしれません。
しかし、体を緩めればいい、柔らかければ良いという訳ではなく、
必要に応じて体を変化出来る体こそが腰痛を防ぐコツです。
おわりに
ご自身のストレッチはいかがでしたか?
柔らかければ良い…
硬いと悪い…
ではなく、変化出来る体を作っていく必要性がありますね。
皆さんが不調に悩まず健康な生活を送れるよう願っております…
みらい整骨院新町院