眠れない…
「寝てもすっきりしない」「イライラして眠れない」「寝つきが悪い…」「寝れないせいで仕事中に眠たい…」
寝れないと疲労も取れずに色々な事に影響が出ますよね…
仕事に支障が出たり、勉強効率が落ちたり、腰痛や肩こり等でお困りの方も多いのではないでしょうか?
不眠症とは言っても様々な症状があります。
この記事ではその「代表的な症状」と「原因」について書いていきます。
ご自身の不眠症について理解して頂き今後に役立てれば幸いです。
不眠症とは…
睡眠の質が悪く、十分に眠った感じがしない等の症状が続き
そのせいで日中の眠気や、体調不良、その他不快な症状が出る状態を指します。
日本では約5人に1人がこの不眠症で悩んでいるとされています。
子供には稀ですが、20~30代に始まり加齢と共に増加していきます。
また、男性より女性に多いと言われています。
代表的な症状
- 入眠困難 寝つきが悪い状態
- 中途覚醒 途中で起きてしまう(2~3時間に起きる)
- 早期覚醒 起きようとした時間の2時間ほど前に目が覚めて以降眠れない
- 熟眠障害 寝た割には寝た感じがしない
また、この症状が複数出る場合もあります。
様々な原因
不眠症を引き起こす原因は4つ。
環境的要因、身体的要因、心の要因、生活習慣の要因等です。
一つずつ説明していきますね。
1,環境的要因
時差がある場所、枕が変わる、また暑さや騒音、光などの影響などたくさんありますが、
ここでは皆さんに関連が深そうな「光」についてお話しますね。
太陽の光、テレビの光、スマホの光等が睡眠に影響しているという事はテレビ等で聞いたことはあるのではないでしょうか?
「光」というものは人間の体内時計と深く関連します。朝カーテンを開けて太陽の光をあびていますか?
これは体内時計をリセットしているのです。
メラトニンというものを聞いたことがある方も少なからずいるのではないでしょうか?
これは簡単に言えば「睡眠誘導ホルモン」という感じです。
人間は光を浴びるとこのメラトニン(睡眠誘導ホルモン)の分泌が止まります。目が覚めていきます。
そして夜になるにつれてメラトニン(睡眠誘導ホルモン)が分泌しだし眠くなり、スムーズに睡眠が出来ます。
寝る前に明るい光を浴びるとどうなるでしょうか?
メラトニンが止まり目が覚めて体内リズムがおかしくなり不眠症になってしまいます。
ですので、毎朝しんどいですがカーテンを開けて十分に光を浴びて体内時計をリセットし、
朝から寝る準備をすることをおすすめします。
2,身体的要因
身体的要因の一つに「自律神経の乱れ」があります。
多くはストレスで乱れていきます。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分かれています。
簡単に言うと交感神経(仕事の時の神経)副交感神経は(リラックスしている時の神経)です。
不眠症の方は交感神経(頑張る時の神経)が優位になっている方が多いのです。
交感神経が優位になると動悸がしたり、落ち着かなかったり、寝つきが悪かったりします。
家に帰ると通常リラックスするので副交感神経が優位になるのですが、不眠症の方はこの切り替えが上手くいかず仕事モードになったままなので眠れないという事です。
3,心の要因
ストレス、トラウマ、仕事上の問題、家族の問題等さまざまな要因があります。
4,生活習慣の要因
コーヒーがお好きではないですか?
お酒はどうですか?薬を服用していますか?
要因はアルコール、カフェインの摂取、薬の副作用などがあります。
これらは肝臓にとても負担をかけます。肝臓に原因がある不眠症の方も多いです。
見直してみるのもいいですね。
おわりに
不眠症の「代表的な症状」と「原因」について書きましたが、当てはまる事や「自分はどうなのかな?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか?
ご自身の体の状態について理解するだけでも安心する方や楽になる方も多いです。
この記事を通して皆さんの健康の一助となれたらなと思っております。
不眠症に悩まず健やかな体になりますように…
みらい整骨院新町院