メインビジュアル08-気分障害など

「全く寝付けない…」

「夜中に何回も起きてしまう…」

「日中の眠気が来てミスばかりしてしまう…」

 

全く眠れないのにどうしたらいいの!!

早く治したい!!

 

と悩んではいませんか?

眠れないのは本当に辛いですよね。

眠いのを甘えていると判断されるこの状況…。

不眠症は中々理解されないのも厄介ですね。

 

 

そこで今回は

「不眠の治療」

「あなたに合った治療法をみつけるには」

についてお伝えしますので参考にしてくださいね。

 

皆様がいち早く健康になれるよう願っております。

 

 

不眠症とは…

CIMG2402

夜寝つきが悪い、数時間で起きてしまう、十分に眠った感じがしない等の症状が続きよく眠れない為日中の眠気、集中力の低下、疲れや体調不良が起こる状態です。

日本において20%の方(5人に1人)がこのような不眠に悩まされています。

 

不眠症は加齢とともに増加し中年、老年に急激に増加します。

また女性の方が多いと言われています。

意外と多いと感じた方も多いのではないでしょうか。

簡単!!睡眠障害チェック!

p-12-1

今からご自身の身体についてチェックしていきましょう。

ペンと紙を準備して頂き当てはまる番号を書き出してくださいね。

それではチェックしてみましょう。

  • ①寝るのに30分以上かかり、寝つきが悪い
  • ②夜に何度か目が覚める
  • ③起床後に「よく寝た」とすっきりすることがない
  • ④朝早く目が覚め、そのまま眠れない
  • ⑤憂鬱な気分になったり、イライラしたりする
  • ⑥夜十分に寝ているはずなのに、昼間に眠くなる
  • ⑦夜眠れないことを考えて、不安になる
  • ⑧やる気が出ない
  • ⑨頭痛や肩こり、胃痛などがある
  • ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  • ⑩明け方にやっと眠れ、一度眠ると昼すぎまで寝ている
  • ⑪夕方頃から眠くなり、そのまま眠ると早朝に目が覚める
  • ⑫就寝時間、起床時間が毎日1~2時間程度ずれている
  • ⑬よく眠れず、集中力の低下や、昼間の眠気、食欲不振などがある
  • ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  • ⑭睡眠時のいびきを指摘されたことがある(または自覚がある)
  • ⑮睡眠時に呼吸していないと指摘されたことがある
  • ⑯肥満気味である
  • ⑰昼間に眠くなる

皆さんはいくつチェックが付きましたか?

 

 

それでは結果を見てみましょう!!

①~⑨に3つ以上チェックがついた方……不眠症の可能性があります。

⑩~⑬に2つ以上チェックがついた方……体内時計の異常による睡眠障害の可能性があります。

⑭~⑰に3つ以上チェックがついた方……いびき・無呼吸により睡眠が妨げられている可能性があります。

あなたはどうでしたか?

 

代表的な症状

 

  1. 入眠困難        寝つきが悪い状態
  2. 中途覚醒        途中で起きてしまう(2~3時間に起きる)
  3. 早期覚醒        起きようとした時間の2時間ほど前に目が覚めて以降眠れない
  4. 熟眠障害        寝た割には寝た感じがしない

また、この症状が複数出る場合もあります。

 

http://

主な原因

 

1,環境的要因

時差がある場所、枕が変わる、また暑さや騒音、光などの影響などたくさんあります。

特に現代ではスマートフォンの光やパソコンの光等が原因になる事が増加傾向にありますので気を付けましょう。

 

 

2,身体的要因

身体的要因の一つに「自律神経の乱れ」があります。

多くはストレスで乱れていきます。

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分かれています。

簡単に言うと

・交感神経(仕事の時の神経)

・副交感神経は(リラックスしている時の神経)です。

不眠症の方は交感神経(頑張る時の神経)が優位になっている方が多いのです。

交感神経が優位になると動悸がしたり、落ち着かなかったり、寝つきが悪かったりします。

家に帰ると通常リラックスするので副交感神経が優位になるのですが、不眠症の方はこの切り替えが上手くいかず仕事モードになったままなので眠れないという事です。

 

 

3,心の要因

ストレス、トラウマ、仕事上の問題、家族の問題等さまざまな要因があります。

 

 

4,生活習慣の要因

コーヒーがお好きではないですか?

お酒はどうですか?薬を服用していますか?

要因はアルコール、カフェインの摂取、薬の副作用などがあります。

これらは肝臓にとても負担をかけます。肝臓に原因がある不眠症の方も多いです。

見直してみるのもいいですね。

 

 

自分に合った治療法を探すための3ステップ

ガッツポーズ

不眠を緩和したい?

不眠を治したい?

又は…

再発を防ぎたいでしょうか?

さて、

不眠症を良くして再発を防ぐためには何が必要だと思いますか?

 

 

①まずは、現状を把握する事

メインビジュアル06-足のお悩みなど

辛い気持ちがたくさんありますよね…

どんな良い方法を試しても

今の状況を把握していないと先へは進めません。

 

例えば…

「東京タワーに行って下さい」と地図を渡されたとします。

あなたはまず「現在地」を確認してから東京タワーに行く道のりや方法を探すでしょう。

それと同じです。

「不眠症を良くする」というゴールに向かうには

「今の自分の状態(現在地)はどうなっているのか?」

を確認する必要がありますよね。

以下の質問に答えて紙に書いてみましょう。

  1. どんな症状に悩まされていますか?
  2. あなたは今「不眠」がある事で何に困っていますか?
  3. あなたはどんな体を手に入れたいですか?
  4. どうなりたいですか?

かけましたか?

 

 

②自分に合った方法を探す

2015.10mirai-147

①で答えて頂き現状を把握できたと思います。

 

現在地が分かれば後はゴールに向かう方法(道のり)を探すのです。

その方法の「薬物療法」「薬を使わない方法」は後述していますので参考にしてください。

 

あなたに合った方法を探すには

その紙に書いたものを医療従事者に伝える事が重要となってきます。

それに応じた対処や方法を教えてくれるでしょう。

 

 

またネットで探す場合は

紙に書いた事を打ち込んで検索してみてください。

それに応じた病院、整体院、ブログなどが出てくるので参考にしてみてください。

 (例)不眠症 途中で起きてしまう 治療法 再発予防 整体院

③一歩行動してみる

トップページ差し替え

あなたの目標が決まったならまずは動いてみましょう。

忙しいかもしれませんが、放っておくとさらに時間が掛かってきますの出来るだけ早く一歩を踏み出すのがよいでしょう。

まずは医療機関を受診してくださいね。

 

 

不眠症は何かを受診するべき?

不眠症や睡眠障害で治療を受ける場合、

睡眠障害の種類や原因によって病院の専門が異なるため、

病院を探すに苦労してしまいます。

 

 

睡眠について悩んでいる人は、まず、かかりつけのお医者さんに相談するのがよいでしょう。

かかりつけ医が専門外の場合は、ほかの病院を紹介してもらえるはずです。

 

また、かかりつけ医がいない場合は、睡眠障害の専門医や「睡眠外来」のある病院にかかるのがベストです。

ただし専門医の数は、まだそれほど多くないので、近くに専門医がいないのであれば、次の診療科でも相談できます。

内科

全身の不調や内臓の病気を扱う診療科です。

医療機関によっては、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、内分泌内科などの専門分野に分かれていることもありますが、

不眠症を診てもらうなら、全体的に診てくれる「総合内科」を受診するとよいでしょう。

心療内科・精神科

「心療内科」はストレスなどの心の問題が原因で身体に不調が現れた場合に、その症状や病気を診察する診療科です。

それに対して「精神科」は心の病気そのものを扱う診療科です。どちらでも、不眠症を診てもらえます。

女性外来・婦人科

「女性外来」は女性の心と体をトータルで診察する診療科です。

「婦人科」は月経のトラブルや更年期障害など、女性特有の病気を診てくれる診療科です。

月経前になると眠れなくなるというような人は、女性外来を受診するとよいでしょう。

婦人科の場合は、診てもらえるかどうかを事前に確認しておきましょう。

では、次からは具体的な治療法を見ていきましょう。

 

 

 

薬物療法

メインビジュアル08-気分障害など

睡眠薬は主に3種類

現在使われている睡眠薬には

  1. 脳の活動を鎮めて眠りに導く薬
  2. 睡眠のリズムを整えて眠りに導く薬
  3. 脳の過剰な覚醒状態を抑えて眠りに導く薬

の3タイプがあります。

人それぞれ症状やタイプは違いますので

複数のお薬を組み合わせたりして使われます。

医師の指示に従い正しく使えば不眠が解消し快適な日常生活を送る事が出来ます。

医師とよく相談し自分に合ったお薬で治療しましょう。

間違ってもご自身の判断で薬を増やしたりしないでください。

薬物乱用頭痛になる可能性がありますので…

 

漢方

漢方薬というのは「即効性」があるのではなく長期的に継続して飲んでいくものです。

「体質を変えて最後には薬に頼らないように体を変えていく事」が特徴です。

ただし、1カ月ぐらい服用しても症状の改善が見られない場合は、

その漢方薬が合っていない可能性がありますので、もう一度症状を確認して薬を選び直す方が良いそうです。

 

薬物に依存してしまうので要注意!!

 

人それぞれ合う治療、合わない治療があり、

薬が効かない場合も多々あります。

「お医者さんが言ったから大丈夫…」と思って長年飲み続けている方がいます。

そんな真面目な方々は薬を依存してしまう事があります。

世間でもそんな方が多くいらっしゃるのが現実です…

 

 

 

と実際に薬が効かなく悩んでいる人たちは多いので遠慮なく医師にご相談下さいね。

薬を使わない治療法をご紹介

薬が効かない… 薬に頼りたくない… と思い悩んでいる方も多いでしょう。   様々な治療法がありますので参考にしてくださいね。 薬と併用するとより効果がある場合もあります。 538241

睡眠衛生教育

原因が寝酒やたばこ、夜更かしや寝る場所、寝具がふさわしくない等が原因の事があります。 良い生活習慣睡眠習慣を身につけ眠りにふさわしい環境を整える事がより良い睡眠に繋がり、 また睡眠の正しい知識を学び適切な睡眠習慣を身に着けるよう医師から指導を受けることもあります。  

光療法

睡眠には太陽の光を受けて身体が体内のリズムを調整しています。太陽光を受けることで眠りの準備に備えるホルモンを出しているんですね。 ですから、昼夜逆転している方は睡眠障害になる事が多いのです。 人のこの働きを利用して不眠の治療をしており 具体的には光を体に当てて体内時計を修正していきます。これは専門の医療機関などで実施されています。    

認知行動療法

不眠に悩ませれている方の中には 寝室にいくだけで目が冴えてしまったりだとか 少しでも長く眠る為に長時間寝床で過ごしてしまう方がいます。 認知行動療法はこのような睡眠に対する誤った考え方や習慣をアドバイスを受けながら修正していく治療法です。    

鍼灸治療

404747 不眠症の根本を改善する鍼治療は、「気」(エネルギー)に焦点を当てた治療になります。 脳に刺激を与え改善をする治療です。 凝り感や痛みを起こしている原因を先に取り除いておきますと、「気」の調整が上手くいきやすいからです。 「気」がからだを巡るにあたり、先に邪魔をするものを取り除くというわけです。   その後、「気」を調整する鍼治療をします。鍼を刺すツボは、主に、肘から下の腕や膝から下の脚にあります。 その中から、患者さまのその日、その時の状態に一番良いツボを数か所、選択し、鍼を刺します。 鍼を刺すツボが、毎回、異なることもあります。 そして、「気」の調整をしていき、脳の働きを改善するようしていき これらのツボは、生理学的にも、その有用性が明らかにされてきています。    

自律神経整体

http:// 睡眠の調整に関与しているのは自律神経です。 副交感神経というのはリラックスに導く神経。 それが乱れるとリラックス出来ないという事になってしまいます。 現代人は副交感神経が上手く働いていない事が多いです。 ストレス社会と言われていますからね…   これを直接調整するのが「自律神経整体」 具体的には自律神経が正常に働かない要因を検査で探し出し要因の一点を調整していきます。 内臓が原因の場合もありますし、骨格、筋肉、脳機能、トラウマ、神経系、経絡(ツボ)等原因は様々。 そこを調整すると自律神経が正常化され快眠へとなっていきます。 その他にも

  • 自律神経失調症
  • 不眠症
  • 耳鳴り
  • 婦人科疾患
  • PMS等…

 

                等が快調へと向かっていきます。

 

 

全国の名医をご紹介

p-12-1

不眠症の名医

が全国にいますので少し検索してみてはいかがでしょうか。

 

 

不眠症の治療費

090956

不眠症の治療は軽い段階であればすぐに終わりますが、

重度の不眠症の場合は治療も長期間に及ぶので費用が当然高くなります。

 

不眠症になった場合は精神科や睡眠外来、心療内科を受診することをオススメします。

不眠症は精神疾患にも結び付きやすくうつ病などを併発している場合が多いのです。

重度の場合は会社を休職しているケースもあります。

 

また、自宅から近い病院を選択するのをオススメします。

自宅療養になる場合は自宅から遠いと交通費がたくさんかかって来ます。

さらに混雑している電車等に乗らなければならないのでストレスもかかって来るでしょう。

 

 

精神科や心療内科では保健が適応されるので、診察時にかかる費用はおおよそ月2,000円前後です。

月2回受診している場合ですが、

月初めの診察料が1,500円で2回目は薬だけなので600円程度のところが多いそうです。

 

 

診察料とは別に薬の費用もかかります。

薬は種類によって金額が大きく異なり、また、睡眠導入剤だけでなく抗うつ薬なども入ってくると金額が高くなります。

抗うつ薬と睡眠導入剤を処方してもらう場合は、費用はだいたい4000円弱。

また、抗うつ薬の副作用によって「便秘」の症状もあるので、月に1回便秘薬を処方してもらう事もあります。

 

 

費用をかけて不眠症の治療を行った結果

 

不眠症であることに気がついてもなかなか忙しいなどの理由で病院を受診しない方が多いですね。

また、診察費用が高いこともあるので我慢してしまう方もいます。

しかし、不眠症は治療を始めなければ症状はどんどん重くなっていき、

自分だけではどうにもならない状態になると治療期間も長くなるので費用がかかってしまいます。

自覚症状がはっきりと出ている場合はかなり重度の不眠症であることが多いので、

通院期間も1年や2年という単位で考えなければならないといけないそうです。

自覚症状がはっきりとあり、眠れないことが我慢できなくなってから心療内科を受診した方の例だと、症状はかなり重かったので服用する薬も高くなり月に12,000円程度の費用がかかったという事も。

風邪薬とは違うので、精神疾患の薬は全体的に高いのです。

 

しかし、費用をかけて不眠症を改善させた結果、毎日しっかりと動くことができるようになり、眠れないと悩むことも少なくなったという声もあります。

少し高い費用がかかりますが、改善させた現在はとても快適に過ごすことができていますので、もし病院を受診しようか悩んでいるのであれば、一日も早く自宅付近の精神科や心療内科を受診して下さい。

 

不眠症を改善していく為の12の教え

浅野 真敬さん 写真

睡眠時間に固執しないで!!日中の眠気で困らなければ十分

・睡眠時間は季節でも変化していきます。8時間に固執しなくていいのです。

・歳を重ねると必然的に睡眠時間は短くなります。それが正常です。

・固執すると余計眠れなくなる

②刺激物は避け、寝る前にはストレッチ等のリラックス方法を

・就寝4時間前のカフェイン摂取は避ける

・軽い読書、音楽、ぬるめの入浴、アロマ、ストレッチ等

・自分に合ったリラックス方法を探してみましょう

③眠たくなって床につく、就寝時間にこだわらない

・眠ろうとする意気込みがかえって寝つきを悪くします。

・眠れなければ寝床を出てリラックスしましょう

④同じ時刻に毎日おきましょう

・休日遅くまで寝ていると翌日がかえって辛くなる

⑤光の利用で良い睡眠

・朝目覚めたら日光を取り入れ体内時計のスイッチオン

・夜は明るすぎない照明を

・浅野目覚めが早すぎる人は早朝の散歩をしない事。夕方にしましょう。

⑥規則正しい食習慣を

・朝食は心と体の目覚めに重要

・規則正しい食習慣、運動習慣は睡眠を促進してくれます。

⑦昼寝をするなら15時前の2030

・長い昼寝はかえってぼんやりしてしまう。

・夕方以降の昼寝は夜の睡眠の質に悪影響

 

⑧眠りが浅い時は積極的に遅寝・早起きにしましょう

・寝床で長く過ごすと熟睡間が減る

・コンパクトな時間を設定する

・働いていたころの睡眠スケジュールを思い出してみましょう

 

⑨睡眠の激しいイビキ・呼吸停止、足のむずむず感は注意

・睡眠の病気、専門の治療が必要です。

 

⑩十分眠っても日中の眠気が強い時は専門医に

・長時間眠っても眠気があり、私生活学業に支障があるのであれば相談。

・車の運転には十分に注意してください

 

 

⑪ 睡眠薬代わりのお酒はやめましょう

・睡眠薬代わりにすると深い睡眠を減らし、夜中に目覚める原因となります

 

⑫睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全

・決まった時間に服用し就寝

・アルコールと一緒に服用しない。副作用が出ます

 

 

不眠症セルフケア

不眠症になっている方は治りたいという意思が強いです。

しっかりと良くしていきたいと思っている貴方にセルフケアをお伝えします。

①簡単呼吸ケア法

http://

 

②香りで入眠!!

http://

 

 

さらにさらに!!

③良い睡眠を根付かせる習慣作り

http://

 

 

この3つをまずは2週間続けてみてください。

まずは継続が大切ですよ!!

 

注意事項

この記事は不眠症と確定する物ではありませんので、しっかりと医療機関を受診してください。

セルフケア法の途中で苦しくなったり夜さらに寝つきが悪くなったりした場合はすぐに中止して

医師の指導に従ってください。

 

おわりに

 

不眠症についての記事を長文読んで頂きありがとうございます。

ご自身に合いそうな治療法や道のりは探せたでしょうか?

 

身体の不調は一人で考えずに専門家に相談した方が良いです。

まずは現状を把握してあなたが思うゴールに向かっていきましょう。

 

皆様が不調に悩まず健康になれるように願っております。

みらい整骨院新町院

 

不眠症治療決定版!!あなたに合った治療法とは?

メインビジュアル08-気分障害など

「全く寝付けない…」

「夜中に何回も起きてしまう…」

「日中の眠気が来てミスばかりしてしまう…」

 

全く眠れないのにどうしたらいいの!!

早く治したい!!

 

と悩んではいませんか?

眠れないのは本当に辛いですよね。

眠いのを甘えていると判断されるこの状況…。

不眠症は中々理解されないのも厄介ですね。

 

 

そこで今回は

「不眠の治療」

「あなたに合った治療法をみつけるには」

についてお伝えしますので参考にしてくださいね。

 

皆様がいち早く健康になれるよう願っております。

 

 

不眠症とは…

CIMG2402

夜寝つきが悪い、数時間で起きてしまう、十分に眠った感じがしない等の症状が続きよく眠れない為日中の眠気、集中力の低下、疲れや体調不良が起こる状態です。

日本において20%の方(5人に1人)がこのような不眠に悩まされています。

 

不眠症は加齢とともに増加し中年、老年に急激に増加します。

また女性の方が多いと言われています。

意外と多いと感じた方も多いのではないでしょうか。

簡単!!睡眠障害チェック!

p-12-1

今からご自身の身体についてチェックしていきましょう。

ペンと紙を準備して頂き当てはまる番号を書き出してくださいね。

それではチェックしてみましょう。

  • ①寝るのに30分以上かかり、寝つきが悪い
  • ②夜に何度か目が覚める
  • ③起床後に「よく寝た」とすっきりすることがない
  • ④朝早く目が覚め、そのまま眠れない
  • ⑤憂鬱な気分になったり、イライラしたりする
  • ⑥夜十分に寝ているはずなのに、昼間に眠くなる
  • ⑦夜眠れないことを考えて、不安になる
  • ⑧やる気が出ない
  • ⑨頭痛や肩こり、胃痛などがある
  • ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  • ⑩明け方にやっと眠れ、一度眠ると昼すぎまで寝ている
  • ⑪夕方頃から眠くなり、そのまま眠ると早朝に目が覚める
  • ⑫就寝時間、起床時間が毎日1~2時間程度ずれている
  • ⑬よく眠れず、集中力の低下や、昼間の眠気、食欲不振などがある
  • ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  • ⑭睡眠時のいびきを指摘されたことがある(または自覚がある)
  • ⑮睡眠時に呼吸していないと指摘されたことがある
  • ⑯肥満気味である
  • ⑰昼間に眠くなる

皆さんはいくつチェックが付きましたか?

 

 

それでは結果を見てみましょう!!

①~⑨に3つ以上チェックがついた方……不眠症の可能性があります。

⑩~⑬に2つ以上チェックがついた方……体内時計の異常による睡眠障害の可能性があります。

⑭~⑰に3つ以上チェックがついた方……いびき・無呼吸により睡眠が妨げられている可能性があります。

あなたはどうでしたか?

 

代表的な症状

 

  1. 入眠困難        寝つきが悪い状態
  2. 中途覚醒        途中で起きてしまう(2~3時間に起きる)
  3. 早期覚醒        起きようとした時間の2時間ほど前に目が覚めて以降眠れない
  4. 熟眠障害        寝た割には寝た感じがしない

また、この症状が複数出る場合もあります。

 

http://

主な原因

 

1,環境的要因

時差がある場所、枕が変わる、また暑さや騒音、光などの影響などたくさんあります。

特に現代ではスマートフォンの光やパソコンの光等が原因になる事が増加傾向にありますので気を付けましょう。

 

 

2,身体的要因

身体的要因の一つに「自律神経の乱れ」があります。

多くはストレスで乱れていきます。

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分かれています。

簡単に言うと

・交感神経(仕事の時の神経)

・副交感神経は(リラックスしている時の神経)です。

不眠症の方は交感神経(頑張る時の神経)が優位になっている方が多いのです。

交感神経が優位になると動悸がしたり、落ち着かなかったり、寝つきが悪かったりします。

家に帰ると通常リラックスするので副交感神経が優位になるのですが、不眠症の方はこの切り替えが上手くいかず仕事モードになったままなので眠れないという事です。

 

 

3,心の要因

ストレス、トラウマ、仕事上の問題、家族の問題等さまざまな要因があります。

 

 

4,生活習慣の要因

コーヒーがお好きではないですか?

お酒はどうですか?薬を服用していますか?

要因はアルコール、カフェインの摂取、薬の副作用などがあります。

これらは肝臓にとても負担をかけます。肝臓に原因がある不眠症の方も多いです。

見直してみるのもいいですね。

 

 

自分に合った治療法を探すための3ステップ

ガッツポーズ

不眠を緩和したい?

不眠を治したい?

又は…

再発を防ぎたいでしょうか?

さて、

不眠症を良くして再発を防ぐためには何が必要だと思いますか?

 

 

①まずは、現状を把握する事

メインビジュアル06-足のお悩みなど

辛い気持ちがたくさんありますよね…

どんな良い方法を試しても

今の状況を把握していないと先へは進めません。

 

例えば…

「東京タワーに行って下さい」と地図を渡されたとします。

あなたはまず「現在地」を確認してから東京タワーに行く道のりや方法を探すでしょう。

それと同じです。

「不眠症を良くする」というゴールに向かうには

「今の自分の状態(現在地)はどうなっているのか?」

を確認する必要がありますよね。

以下の質問に答えて紙に書いてみましょう。

  1. どんな症状に悩まされていますか?
  2. あなたは今「不眠」がある事で何に困っていますか?
  3. あなたはどんな体を手に入れたいですか?
  4. どうなりたいですか?

かけましたか?

 

 

②自分に合った方法を探す

2015.10mirai-147

①で答えて頂き現状を把握できたと思います。

 

現在地が分かれば後はゴールに向かう方法(道のり)を探すのです。

その方法の「薬物療法」「薬を使わない方法」は後述していますので参考にしてください。

 

あなたに合った方法を探すには

その紙に書いたものを医療従事者に伝える事が重要となってきます。

それに応じた対処や方法を教えてくれるでしょう。

 

 

またネットで探す場合は

紙に書いた事を打ち込んで検索してみてください。

それに応じた病院、整体院、ブログなどが出てくるので参考にしてみてください。

 (例)不眠症 途中で起きてしまう 治療法 再発予防 整体院

③一歩行動してみる

トップページ差し替え

あなたの目標が決まったならまずは動いてみましょう。

忙しいかもしれませんが、放っておくとさらに時間が掛かってきますの出来るだけ早く一歩を踏み出すのがよいでしょう。

まずは医療機関を受診してくださいね。

 

 

不眠症は何かを受診するべき?

不眠症や睡眠障害で治療を受ける場合、

睡眠障害の種類や原因によって病院の専門が異なるため、

病院を探すに苦労してしまいます。

 

 

睡眠について悩んでいる人は、まず、かかりつけのお医者さんに相談するのがよいでしょう。

かかりつけ医が専門外の場合は、ほかの病院を紹介してもらえるはずです。

 

また、かかりつけ医がいない場合は、睡眠障害の専門医や「睡眠外来」のある病院にかかるのがベストです。

ただし専門医の数は、まだそれほど多くないので、近くに専門医がいないのであれば、次の診療科でも相談できます。

内科

全身の不調や内臓の病気を扱う診療科です。

医療機関によっては、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、内分泌内科などの専門分野に分かれていることもありますが、

不眠症を診てもらうなら、全体的に診てくれる「総合内科」を受診するとよいでしょう。

心療内科・精神科

「心療内科」はストレスなどの心の問題が原因で身体に不調が現れた場合に、その症状や病気を診察する診療科です。

それに対して「精神科」は心の病気そのものを扱う診療科です。どちらでも、不眠症を診てもらえます。

女性外来・婦人科

「女性外来」は女性の心と体をトータルで診察する診療科です。

「婦人科」は月経のトラブルや更年期障害など、女性特有の病気を診てくれる診療科です。

月経前になると眠れなくなるというような人は、女性外来を受診するとよいでしょう。

婦人科の場合は、診てもらえるかどうかを事前に確認しておきましょう。

では、次からは具体的な治療法を見ていきましょう。

 

 

 

薬物療法

メインビジュアル08-気分障害など

睡眠薬は主に3種類

現在使われている睡眠薬には

  1. 脳の活動を鎮めて眠りに導く薬
  2. 睡眠のリズムを整えて眠りに導く薬
  3. 脳の過剰な覚醒状態を抑えて眠りに導く薬

の3タイプがあります。

人それぞれ症状やタイプは違いますので

複数のお薬を組み合わせたりして使われます。

医師の指示に従い正しく使えば不眠が解消し快適な日常生活を送る事が出来ます。

医師とよく相談し自分に合ったお薬で治療しましょう。

間違ってもご自身の判断で薬を増やしたりしないでください。

薬物乱用頭痛になる可能性がありますので…

 

漢方

漢方薬というのは「即効性」があるのではなく長期的に継続して飲んでいくものです。

「体質を変えて最後には薬に頼らないように体を変えていく事」が特徴です。

ただし、1カ月ぐらい服用しても症状の改善が見られない場合は、

その漢方薬が合っていない可能性がありますので、もう一度症状を確認して薬を選び直す方が良いそうです。

 

薬物に依存してしまうので要注意!!

 

人それぞれ合う治療、合わない治療があり、

薬が効かない場合も多々あります。

「お医者さんが言ったから大丈夫…」と思って長年飲み続けている方がいます。

そんな真面目な方々は薬を依存してしまう事があります。

世間でもそんな方が多くいらっしゃるのが現実です…

 

 

 

と実際に薬が効かなく悩んでいる人たちは多いので遠慮なく医師にご相談下さいね。

薬を使わない治療法をご紹介

薬が効かない… 薬に頼りたくない… と思い悩んでいる方も多いでしょう。   様々な治療法がありますので参考にしてくださいね。 薬と併用するとより効果がある場合もあります。 538241

睡眠衛生教育

原因が寝酒やたばこ、夜更かしや寝る場所、寝具がふさわしくない等が原因の事があります。 良い生活習慣睡眠習慣を身につけ眠りにふさわしい環境を整える事がより良い睡眠に繋がり、 また睡眠の正しい知識を学び適切な睡眠習慣を身に着けるよう医師から指導を受けることもあります。  

光療法

睡眠には太陽の光を受けて身体が体内のリズムを調整しています。太陽光を受けることで眠りの準備に備えるホルモンを出しているんですね。 ですから、昼夜逆転している方は睡眠障害になる事が多いのです。 人のこの働きを利用して不眠の治療をしており 具体的には光を体に当てて体内時計を修正していきます。これは専門の医療機関などで実施されています。    

認知行動療法

不眠に悩ませれている方の中には 寝室にいくだけで目が冴えてしまったりだとか 少しでも長く眠る為に長時間寝床で過ごしてしまう方がいます。 認知行動療法はこのような睡眠に対する誤った考え方や習慣をアドバイスを受けながら修正していく治療法です。    

鍼灸治療

404747 不眠症の根本を改善する鍼治療は、「気」(エネルギー)に焦点を当てた治療になります。 脳に刺激を与え改善をする治療です。 凝り感や痛みを起こしている原因を先に取り除いておきますと、「気」の調整が上手くいきやすいからです。 「気」がからだを巡るにあたり、先に邪魔をするものを取り除くというわけです。   その後、「気」を調整する鍼治療をします。鍼を刺すツボは、主に、肘から下の腕や膝から下の脚にあります。 その中から、患者さまのその日、その時の状態に一番良いツボを数か所、選択し、鍼を刺します。 鍼を刺すツボが、毎回、異なることもあります。 そして、「気」の調整をしていき、脳の働きを改善するようしていき これらのツボは、生理学的にも、その有用性が明らかにされてきています。    

自律神経整体

http:// 睡眠の調整に関与しているのは自律神経です。 副交感神経というのはリラックスに導く神経。 それが乱れるとリラックス出来ないという事になってしまいます。 現代人は副交感神経が上手く働いていない事が多いです。 ストレス社会と言われていますからね…   これを直接調整するのが「自律神経整体」 具体的には自律神経が正常に働かない要因を検査で探し出し要因の一点を調整していきます。 内臓が原因の場合もありますし、骨格、筋肉、脳機能、トラウマ、神経系、経絡(ツボ)等原因は様々。 そこを調整すると自律神経が正常化され快眠へとなっていきます。 その他にも

  • 自律神経失調症
  • 不眠症
  • 耳鳴り
  • 婦人科疾患
  • PMS等…

 

                等が快調へと向かっていきます。

 

 

全国の名医をご紹介

p-12-1

不眠症の名医

が全国にいますので少し検索してみてはいかがでしょうか。

 

 

不眠症の治療費

090956

不眠症の治療は軽い段階であればすぐに終わりますが、

重度の不眠症の場合は治療も長期間に及ぶので費用が当然高くなります。

 

不眠症になった場合は精神科や睡眠外来、心療内科を受診することをオススメします。

不眠症は精神疾患にも結び付きやすくうつ病などを併発している場合が多いのです。

重度の場合は会社を休職しているケースもあります。

 

また、自宅から近い病院を選択するのをオススメします。

自宅療養になる場合は自宅から遠いと交通費がたくさんかかって来ます。

さらに混雑している電車等に乗らなければならないのでストレスもかかって来るでしょう。

 

 

精神科や心療内科では保健が適応されるので、診察時にかかる費用はおおよそ月2,000円前後です。

月2回受診している場合ですが、

月初めの診察料が1,500円で2回目は薬だけなので600円程度のところが多いそうです。

 

 

診察料とは別に薬の費用もかかります。

薬は種類によって金額が大きく異なり、また、睡眠導入剤だけでなく抗うつ薬なども入ってくると金額が高くなります。

抗うつ薬と睡眠導入剤を処方してもらう場合は、費用はだいたい4000円弱。

また、抗うつ薬の副作用によって「便秘」の症状もあるので、月に1回便秘薬を処方してもらう事もあります。

 

 

費用をかけて不眠症の治療を行った結果

 

不眠症であることに気がついてもなかなか忙しいなどの理由で病院を受診しない方が多いですね。

また、診察費用が高いこともあるので我慢してしまう方もいます。

しかし、不眠症は治療を始めなければ症状はどんどん重くなっていき、

自分だけではどうにもならない状態になると治療期間も長くなるので費用がかかってしまいます。

自覚症状がはっきりと出ている場合はかなり重度の不眠症であることが多いので、

通院期間も1年や2年という単位で考えなければならないといけないそうです。

自覚症状がはっきりとあり、眠れないことが我慢できなくなってから心療内科を受診した方の例だと、症状はかなり重かったので服用する薬も高くなり月に12,000円程度の費用がかかったという事も。

風邪薬とは違うので、精神疾患の薬は全体的に高いのです。

 

しかし、費用をかけて不眠症を改善させた結果、毎日しっかりと動くことができるようになり、眠れないと悩むことも少なくなったという声もあります。

少し高い費用がかかりますが、改善させた現在はとても快適に過ごすことができていますので、もし病院を受診しようか悩んでいるのであれば、一日も早く自宅付近の精神科や心療内科を受診して下さい。

 

不眠症を改善していく為の12の教え

浅野 真敬さん 写真

睡眠時間に固執しないで!!日中の眠気で困らなければ十分

・睡眠時間は季節でも変化していきます。8時間に固執しなくていいのです。

・歳を重ねると必然的に睡眠時間は短くなります。それが正常です。

・固執すると余計眠れなくなる

②刺激物は避け、寝る前にはストレッチ等のリラックス方法を

・就寝4時間前のカフェイン摂取は避ける

・軽い読書、音楽、ぬるめの入浴、アロマ、ストレッチ等

・自分に合ったリラックス方法を探してみましょう

③眠たくなって床につく、就寝時間にこだわらない

・眠ろうとする意気込みがかえって寝つきを悪くします。

・眠れなければ寝床を出てリラックスしましょう

④同じ時刻に毎日おきましょう

・休日遅くまで寝ていると翌日がかえって辛くなる

⑤光の利用で良い睡眠

・朝目覚めたら日光を取り入れ体内時計のスイッチオン

・夜は明るすぎない照明を

・浅野目覚めが早すぎる人は早朝の散歩をしない事。夕方にしましょう。

⑥規則正しい食習慣を

・朝食は心と体の目覚めに重要

・規則正しい食習慣、運動習慣は睡眠を促進してくれます。

⑦昼寝をするなら15時前の2030

・長い昼寝はかえってぼんやりしてしまう。

・夕方以降の昼寝は夜の睡眠の質に悪影響

 

⑧眠りが浅い時は積極的に遅寝・早起きにしましょう

・寝床で長く過ごすと熟睡間が減る

・コンパクトな時間を設定する

・働いていたころの睡眠スケジュールを思い出してみましょう

 

⑨睡眠の激しいイビキ・呼吸停止、足のむずむず感は注意

・睡眠の病気、専門の治療が必要です。

 

⑩十分眠っても日中の眠気が強い時は専門医に

・長時間眠っても眠気があり、私生活学業に支障があるのであれば相談。

・車の運転には十分に注意してください

 

 

⑪ 睡眠薬代わりのお酒はやめましょう

・睡眠薬代わりにすると深い睡眠を減らし、夜中に目覚める原因となります

 

⑫睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全

・決まった時間に服用し就寝

・アルコールと一緒に服用しない。副作用が出ます

 

 

不眠症セルフケア

不眠症になっている方は治りたいという意思が強いです。

しっかりと良くしていきたいと思っている貴方にセルフケアをお伝えします。

①簡単呼吸ケア法

http://

 

②香りで入眠!!

http://

 

 

さらにさらに!!

③良い睡眠を根付かせる習慣作り

http://

 

 

この3つをまずは2週間続けてみてください。

まずは継続が大切ですよ!!

 

注意事項

この記事は不眠症と確定する物ではありませんので、しっかりと医療機関を受診してください。

セルフケア法の途中で苦しくなったり夜さらに寝つきが悪くなったりした場合はすぐに中止して

医師の指導に従ってください。

 

おわりに

 

不眠症についての記事を長文読んで頂きありがとうございます。

ご自身に合いそうな治療法や道のりは探せたでしょうか?

 

身体の不調は一人で考えずに専門家に相談した方が良いです。

まずは現状を把握してあなたが思うゴールに向かっていきましょう。

 

皆様が不調に悩まず健康になれるように願っております。

みらい整骨院新町院